JSON 整形ツールの使い方
JSON(JavaScript Object Notation)は、フロントエンドとバックエンドのやり取りで最もよく使われるデータ形式です。しかし API やログ、データベースからコピーした JSON は、たいてい 1 行に圧縮されていて人間にはほとんど読めません。逆に余計な空白や改行が入って容量を無駄にしていることもあります。このツールはその 2 つの状態を素早く行き来するためのものです。
4 つの操作
- 整形:圧縮された JSON を階層ごとにインデントして展開し、読みやすくします。2 スペース、4 スペース、タブから選べます。
- 圧縮:不要な空白と改行をすべて取り除いて容量を減らします。設定ファイルに入れる場合や、API のパラメータとして渡す場合に向いています。
- 文字列としてエスケープ:JSON 全体をバックスラッシュ付きの文字列に変換します。別の JSON やコードの文字列に埋め込むときに使います。
- エスケープ解除:エスケープされた JSON 文字列を読みやすい構造に戻します。
構文エラーの位置
貼り付けた JSON に構文の問題がある場合(末尾の余分なカンマ、単一引用符の使用、キー名の引用符忘れなどがよくあります)、ツールは「形式エラー」とだけ告げるのではなく、エラーが発生した行と列を指し示します。その行に直接ジャンプして修正できます。多くのオンラインツールと比べて実用的な点です。
キー名での並べ替え
「キー名で並べ替え」を有効にすると、出力内の各オブジェクトのキーがアルファベット順に並び替わります。API レスポンスの比較、コードレビュー、スナップショットテストの生成で役立ちます。構造は同じでフィールド順だけが違う 2 つの JSON も、並べ替えればそのまま diff できます。
なぜローカル処理なのか
API のデータには、ユーザー情報、注文番号、内部のフィールド名、ときに鍵まで含まれます。それを他人のサーバーに貼り付けて解析させること自体が、情報漏えいのリスクです。当サイトの解析はすべてお使いのブラウザ内で完結し、技術的にはデータが端末の外に出ません。開発者ツールの Network パネルでご自身で確認できます。
よくある質問
どのくらい大きな JSON まで扱えますか?
お使いの PC のメモリとブラウザの性能によります。通常数 MB の JSON なら即座に開けます。数十 MB を超えるような場合はコマンドラインツールをおすすめします。ブラウザで大量のテキストを描画すると遅くなるためです。
JSON がエラーになるのに、見た目は問題ないのはなぜ?
よくある原因は 3 つです。1 つは最後の要素の後ろに余分なカンマがある(JSON 標準では許されません)。2 つ目は単一引用符を使っている(JSON は二重引用符のみ)。3 つ目はキー名に引用符がない(JavaScript のオブジェクトでは合法ですが、JSON では不正です)。ツールは具体的な行と列を示します。
並べ替えると配列の順序も変わりますか?
いいえ。並べ替えるのはオブジェクトのキー名だけで、配列の要素順はそのままです。配列の順序には業務上の意味があることが多いため、この点は重要です。
貼り付けた内容は保存されますか?
いいえ。ページを再読み込みすると内容は消え、保存も送信も行われません。